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■一枚の絵 |
No.008 |
EPSONの『美の巨人』という番組をご存知だろうか。
私は、この番組のwebサイトの「一枚の絵」というコーナーを毎週チェックしている。
このコーナーは、番組で取り上げた内容をまとめてアップしてあるバックナンバーのようなものなのだが、ずっと見ているとあることに気付く。それは...
「写真作品が一度も取り上げられていない」
そう、絵画だけでなく、彫刻や建築、ランドスケープまで取り上げられているにも関らず、である。
これは一体どういうことだろう。
エプソンは、写真は美ではないというのですか?
或いは、写真界には巨人がいなとでも?
やい。
やい!
なんだよそれ。
認めない。あたしそんなの認めない。
EPSONと言えば、家庭用プリンターにおいて写真デジタル化の波にノリにノッてる企業であり、エプソン カラーイメージングコンテストやギャラリー
epSITE等で写真の裾野を広げる活動にも力を入れているのではなかったか。
確かに、「美」ではない写真も存在するのは認めよう。
しかし、だからといって写真が「美」ではないということにはならないだろう。
「美」である写真も確かに存在するのだから。
もう、ブレッソンの『サンラザール駅』とか、マン・レイの『アングルのバイオリン』とか、アンセル・アダムスの『ヨセミテ ハーフドーム』とか、ベタベタなところでイイからさっさと制作・放映しときなさい。
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